40歳未経験からのインフラエンジニア

工場勤務から派遣SEに転職したおじさんの話

40歳のおじさんがインフラエンジニアを目指そうと思った理由

こんにちは!
ひょうタンです。

本日は私が何故、長年勤めていた工場を辞めてインフラエンジニアを目指したのかその理由をお伝えできればなと思います。

まずは前職の退職理由を率直に言ってしまいますが年収が低すぎたのが1番な理由です。
他にも単純労働で技術が身につかない等、細かい理由はいくつでもあげられますがこれが最大の理由となります。

退職する前に色々とお世話になった人から年収を上げるアドバイスを受けまして、その言葉がとても印象に残っておりましたので皆さんにもぜひ覚えて欲しいです。

それは年収が高い業界に参入するのが1番早く稼げるでした。

参考に下記の厚生労働省が掲載している令和4年賃金構造基本統計調査を見てください。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2022/dl/13.pdf

 

10Pに記載されております産業別賃金ですが「製造業」は302万円、最も高い「電気・ガス・水道」は402万円と100万円程度差がついております。

ではこの「電気・ガス・水道」、つまり生活インフラを担っている会社に入社すれば手っ取り早く年収を上げれるわけですがそう美味い話はありません。

生活インフラとなると大企業ばかりで、とてもじゃないですが町工場で働いていた40歳のおじさんが入社する隙間はありません。

次に高い「学術研究、専門・技術サービス」などはもう論外です。

では肉体労働が出来るなら「建設業」はと考えましたが40歳の衰えた肉体で今更到底ついていけるとは考えられませんでした。

そこで最後に探して見つけ出したのが「情報通信業」の中にある職種の「インフラエンジニア」でした。

業界年収も378万円と高く、またインフラという生活基盤を担っているということで需要があり、なおかつ肉体的にもついていけそうだなと考えました。

そこで転職活動を開始し、同時に勉強を始めましたがこれがキツイ。
当たり前ですが0から勉強するわけなので、全く分かりませんでした(笑)

しかしもう後にも引けず、ここが人生の分岐点だと自身を奮い立たせて必死で資格の勉強をし何とか3ヶ月かけてCCNAを取得しました。

そのおかげで派遣会社に登録でき、現在も肩書だけならインフラエンジニアとして働かせてもらっております。
最初の時給は1,600円とかなり安かったですが、現在は1,800円になり順調に年収を上げていけております。
ボーナスはないですが正社員で働いてた時の手取りが17万円でしたので、現在の手取り25万と比較すると8万程度高くなり貯金する余裕が生まれました。

すべての方にお勧めはできませんが、今後の人生を何とかしたいと考えている40歳付近の方に参考にして頂ければ幸いです。